日本で販売されるWindowsパソコンには、初めからInternet Explorerというウェブブラウザがインストールされています。
しかし、このInternet Explorerには長所らしい長所がないどころか、数々の欠点を持っています。
近年になって欠点の数がかなり減りましたが、欠点の多いブラウザを積極的に使う理由はどこにもありません。
あなたがまだInternet Explorerを使っているようでしたら、早めに他のブラウザを手に入れて乗り換えることをお勧めします。
Intenet Explorerしか使わない人にとって、ブラウザはこれしかないと思っている方が多いようです。
下記にあげるブラウザが代表的な製品として使われています。
それぞれのブラウザには細かな違いが多くありますが、共通していえることは次の通りです。
いずれも、無料で使用できます。お試し版・機能限定版ではなく、完全版が無料で提供されています。
会員登録なども不要です。
非営利団体Moziila財団と、開発を統括する企業Mozilla Corporationの管理の下、世界中のボランティア開発者が多数集まって開発をしています。
営利の追求を目的とせず、「Mozilla プロジェクトは世界的なコミュニティであり、インターネットが健全なものであり続け(中略)インターネットをすべての人々の利益になる方向へ発展させることです。」という意思を表明し、製品を開発しています。
セキュリティ、動作速度の面で高水準なうえ、利用者の好みに合わせて機能を拡張することができるようになっています。
短所は、メモリの消費量が多いことです。メモリを多く搭載すればするほど、メモリを無駄遣いするようです。この点の改善が望まれます。
検索エンジンで大変有名なGoogle社が開発しています。
利用者数が世界で最も多いブラウザですが、利用者の意思を半ば無視した配布方法に批判があります。
非常にシンプルで、高速な動作を実現していて人気を集めていますが、2014年頃から品質の低下を指摘する人が増えています。
ノルウェーの企業が開発し、古くからあるブラウザですが、パソコンでの人気はイマイチです。しかし任天堂のWiiのブラウザや、テレビなど各種機器の組み込みブラウザとして高い実績をもち、潜在的なユーザ数の多い製品です。
新しいウェブ技術の積極的な採用を行うことで開発者からの人気があり、セキュリティ面ではこれらの製品の中で最も優秀といわれています。
独自開発のエンジンによりかつては驚くほど高速な動作を実現し、ユーザを驚かせましたが、2013年より独自開発エンジンをやめて、Google Chromeと同じエンジン(WebKit)を採用することとなり、性能面でのアドバンテージは小さくなりました。
Intenet Explorer以外にも様々なブラウザがありますので、ご検討してみてください。
使い慣れていて特にIEのままで問題ないという方は無理に変更する必要はありませんので、ご了承ください。